【結果からの逆算】≪KSL-1#1後記2/2≫~初戦大勝の影~
多くの気付きから、改善することや更なる目的意識、共通認識の植え付けを経て迎えた4.24
Total 5-1
様々な要素を考えても変に謙虚になる必要もなく非常にポジティブな結果だと思います。
結果的に自分たちを分析し、フォーメーションを変更し、役割を明確にした上で相手を分析し取った【戦略】に加え、【アクション】の質、頻度と人数も相手を上回る事が出来ていたのが早い時間帯での得点に繋がり、高い集中の下反撃を抑える事にも繋がったのだと思います。
ただ、それもあえて言うなら前半に限った話と考えてよいかと思います。後半の戦い方は相手が退場した事、相手戦略変更、自交代選手の戦略理解度・戦術レベル・アクションの質/頻度の劣化などに加え、戦前やハーフタイムに話していた予想以上の事に対し、「気付き」と「対応」が出来ず、失点までの流れを絶てなかった事。その原因は私をはじめ、DF陣に【戦術的】観点で打つ手を考え、相手のまたひとつ上の手を発想、実施出来なかった事。
≪戦略という“枠”を戦術的なアクションで壊す、相手の一手を凌駕するアクションを起こせなかった事になります。≫
試合運びの面でも、ボールを保持する事=相手にとっての最も避けたい事を周知徹底出来なかった事は課題として残りました。
もちろんその他にも改善要素があります、これらをチーム/グループ/個人とフォーカスする事でより練習やコミュニケーションの質の向上が求められます。
こういった公式戦の中で「勝ちながら学び向上」する事は、非常に大事になりますし、如何に普段「そのつもり」で思考し行動する事が出来ているのか?今一度自問自答の継続徹底を促したいと思います。でないと、またこの1勝がまやかしになってしまいます。
また別の角度で振り返ると…初戦の約2カ月前に怪我をし、約1カ月間また改めて俯瞰でチームを見る事が出来た事で思い切ったアプローチを出来た事、それを受け入れて前のめりになってくれた選手やコーチ陣に感謝です!
ですが、今回の結果がそれにふさわしいプロセスを経ていたか?は私の立場ではわかりません。≪両チームの状況を客観的に分析したならばハッキリと5-1の正誤性は取れるでしょう≫
ですが、それら不確定要素をいくら考えていてもキリがないですし、これがアマチュアだと思えば、やはり【サッカーを通し人として成長】することに取り組み、日々積み重ねていく事こそが、最大の意義になるのではないでしょうか?その目に見える結果をチームは、選手は欲するのだと思います。
ならば、徹底的にチームに、選手たちに私の感情や経験を押し付けるのではなく、客観的要素の中で個人にフォーカスした“戦術的課題”へのアプローチを求めて行きたいと思います。
今回(私も試合に出れば一選手となり、すべてを俯瞰で客観的に観れていない部分があり)試合を重ねるにつれ、その結果に対し一喜一憂してしまうチーム状況を改善するのは非常に難しかったです。もちろん一人では何もできません。
ただ逆に言えば、どんな結果だろうと自分達が目指すべき【戦略】が明確で全員に浸透していれば、相手や自らの感情など外的要因に左右されることなく自分の役割の下アクションにのみ集中しプレーをし続ける事が【結果】に対しての見方として正しく、ひとつひとつの事象に客観的な要素で分析、振り返りが出来るのだと思います。
その繰り返しこそが【人の営み】とも通づるのだと思います。
「成るようにしかならない」のです!
選手としての成長=人としての成長
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