【結果からの逆算】≪KSL-1#3後記≫~外的要因の支配と排除~


完全なる戦術的欠陥が原因であることを理解すること
終盤4-3とリードしていた展開で、最後の攻撃を凌ぎ切れず失点を喫し、引き分けとなりました。改めて、サッカーを【競技性】【成長性】【集団性】からなるスポーツだと実感しました。様々な観点で情報を収集・共有して臨み、試合中に起きる事、また次に何が起こりうるかを予測したり、それらを抑制する。それらを90分間継続する力が、どれ位出来たかが今現在の実力であり、現在地なのである。技術・体力・対応力をコミュニケーションや五感を駆使しアプローチ出来るかが成長へと繋がります。
”邪魔者”との戦い
疲れて来たり、スコアなどの要因が思考に影響して正しい判断が阻害されてしまう事があります。ミスや失点の度に下を向き、相手の言葉や態度にナーバスになる、時には味方の言葉にすら感情的になる、感情的なやり取りにもなる。サッカーの本質からすればこれらの‟感情”に影響を受けたプレーはなく、その時やらなければならないプレーの判断と実行のみに集中しないといけない。今回、リードして迎えた終盤の戦い方は明らかに‟受け”にまわり、効果的ではなかったと思います。具体的には、選手交替でコンディションの悪い守備的選手の交代、ピッチ内で取らなければならないコミュニケーションとして、どういったプレー、何に注意し、それらの情報を的確に伝えられる関係性と選手自身の状態だったか…を振り返えなければなりません。
そして短期間での修正へ
こういった極限に近い状態は普段の生活にあるのでしょうか?なかなか無いと思います。だからこそ、日頃から「どのつもり」かが非常に大事になってきます。
振り返れば、私自身(サッカーではないですが)極限に近い場面があったのですが、非常に不本意であり、結果を残せなかった事がありました。そういった時程、惰性やなんとなくが蔓延り、出た結果に対し言い訳から入る思考。
それに気付き更に悲観し、ネガティブな思考に支配され悪循環に陥りました。そこをサッカーと分けないで考える事が大事なのではないかと考えます。そこにこそ、一人の人間としての「成長」が垣間見えるのです。
今回4パターンの失点を喫し、4パターンの得点を上げた事の分析をと試合中に起きた事をそれぞれの”見た目”から情報を収集して次の準備につなげて試合に臨む。いまやこの流れは習慣化しつつあります。みんなが少しづつ変化する事がその先の進化に繋がります。正直、言い出しっぺの私自身がこの有様なので、迷走しそうになりますが、徐々に”仲間”は増えて来ている実感と、本人たちの気付きがあって初めて行動に移してくれています。もちろん、こういった変革にはポジティブな結果が付いてくる補償はないので、テクニカルな部分でも試合に万全な状態で臨めるようにアプローチしたいと思います。

T-I Have a Dream

『理想の世界』へのChange the World.他人と比べない。自分に嘘をつかない。日々の積み重ねと継続性が大事だと意識しながら成長をする。

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